膝痛では、日本人に圧倒的に多いのが「変形性膝関節症」 です。
膝の関節は、ふたつの大きな骨が上下に連結する場所なので、骨と骨が直接ぶつからないようにクッションとしてやわらかい軟骨を間を埋めています。
ところが、膝関節にねじれや片減りを生じるような歩き方を続けていると、軟骨 がすり減ってきて動きがギクシャクとしてきて、さらに骨と骨とが直接ぶつかるようになり、激痛が走ります。
腰痛の場合は、さまざまなタイプがありそれぞれに症状が違います。
足もとから来るものは腰に張りがあったり、だるさ、重さ、O脚を伴ったりするもので、腰の位置が左右でズレていたりします。整体などで腰のズレを調整してもらっても、また元に戻ってしまいます。
病院では症状がひどくないと「年のせい」などとして片付けられてしまいがちです。
変形性膝関節症の多くは、
・アーチの低下(扁平足・開張足)
・足の疲れと筋肉のコリ
・構造 の悪い靴
・その結果としての「歩き方のゆがみ」
つまり歩いた時の「膝関節の間違った使い方」によって、引き起こされます。
膝の関節が変形し始めてから痛みなどの症状が出るには数十年かかるとされていますから、若い内から少しづつ症状を進行させていることになります。
歩き方に自信のない方、毎日悪い靴をはいている自覚のある方、膝がぎくしゃくする感覚のある方は、足・靴・歩き方に何らかの問題があるものとして、チェックが必要と言えます。
腰痛の場合は、からだの上から来るもの、心因性のものがありますが、からだ の下(つまり足)から来ているものも多くあります。
足からの腰への負担は、
・アーチの低下(扁平足・開張足)
・足の疲れと筋肉のコリ(ふくらはぎ・ふともも)
・構造の不安定な靴
・からだの外側に重心が抜ける歩き方
から起きてきます。
また、足の左右の大きさが違う、脚長差、足のコリの状態の差、左右非対称なスポーツ・生活習慣など、左右アンバランスな要因によって腰に来ている場合もあります。
このような根本原因をケアせずに対症療法的なケア法だけに頼っていると、根本的な解決にならず治療を漫然と続けることになりやすいのです。
自然療法フットケアによる解決は、
・硬くなった筋肉(ふくらはぎ・ふともも)をほぐし、動きを改善するトリートメント
・低下したアーチをインソールで人工的にサポート
・横アーチのテーピングにより趾を使いやすく、歩行を安定化
・膝・腰に負担のかかる歩行時の体重移動ラインを歩行矯正パッドで修正
・歩き方の歪みを矯正し、正しいウォーキングフォームを習得
以上のような対策をトータルに順序良く施すことで、足もとから来る膝・腰への負担を減らし、痛みや不快感を軽減しながら状態の改善へとつなげていきます。
膝や腰への負担を軽減することは、ウォーキングの質を高め、末端からの血流を改善します。からだの生理機能を高めるウォーキングは、免疫力を高め、からだの代謝を増やし内臓脂肪を燃焼する、など健康と美しさに大きなメリットがあります。
ただし、膝痛・腰痛の対策として活用する技術は数種類あり、順序よく慎重に施していく必要がありますので、当サロンにご相談の上セラピストと二人三脚でケアを進めてください。
今、あなたが抱えている足のトラブルはどれですか?
今抱えている足のトラブル別に、自然療法フットケアや若石リフレクソロジーによる解決法をご提案いたします。
治らないとあきらめず、足や体を悪くしている原因を根本的にケアしていきましょう。